2008 / DV / 92min.

タイの最北端の街メーサイで、約30年にわたり、山岳民族アカ族の子供達が家族のように暮らすコンティップ村を運営する、ペンサ神父とそこに暮らす人々との出会いを描くドキュメンタリー。

タイの最北端の街メーサイで、山岳民族アカ族の子供と若い女性達150人が、家族のように暮らしています。その寮を運営してきたイタリア人神父ペンサさんとタイ女性のノイさんは、山深い小さな村に通い、麻薬や、売春、エイズの危険にさらされている村人の相談相手になりながら、愛情深く子供達の成長を見守ってきました。この寮を卒業し、新しい家庭を作りかけた矢先、エイズに感染してしまったユイとその赤ちゃんファや、幼いながらも、自立し、自尊心を持って、隣人と共に生きようとしている子供たちの輝きは、私達が失ってしまったものかもしれません。

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Copyright 2005, Junko Miura